在日米国商工会議所のWomen in Businee Summitレポート

2015年7月3日

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「一般社団法人彩志義塾(さいしぎじゅく)」の古川裕倫です。

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古川とは誰か思い出せない方はこちらをご覧ください。
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【在日米国商工会議所Women in Business Summit】

今日は、女性活躍推進の連載コラムをお休みして、
一昨日私(古川)が参加した在日米国商工会議所の
Women in Businee Summitについてレポートします。
1、(そもそも)在日米国商工会議所とは

1948年に日本に設立された米国商工会議所。
The American Chamber of Commerce in Japan (ACCJ)。
拠点は、東京、大阪、名古屋。
http://www.accj.or.jp/ja

会員は、約1,000社、3,000人。
おおよそ、米国の会社が3分の1、日本の会社が3分の1、
その他の国の会社が3分の1。

会社としても、また個人としても参加できる。
個人の年会費は、75,000円。

講演、セミナー、同業者との懇親会など数多くのイベントが、
東京アメリカンクラブやホテルで行われている。
ランチオンが多いが、今回のように丸1日のサミットもある。
2、Women in Business(WIB) とは

WIBもその一つであるが、ACCJには、
職種や産業別の60を越える委員会(コミッティー)があり、
それらがイベントを企画している。

WIB は、3年前に作られた。
日本で働く女性の活躍推進が目的。
外資だからといっても必ずしも外国ほど女性活躍が
進んでいるとは言えないのだろう。

WIBは、日本で活躍する女性リーダーや女性活躍を支持する
経営者などの講演やワークショップを主催している。
私が参加した講演は、ANAホールディングズ、
サントリーホールディングズの社外取締役の小林いずみさん、
LIXILの藤森社長、他。
3、第3回WIB Summit(2015年6月29日)

場所:ANAインターコンチネンタル 地下1階大宴会場
参加者:約700名
進行:
09:00~オープニングセッション(ケネディ大使、安倍首相)
10:45~分科会(分かれて次のイベントに分散)
■「女性リーダーとして成功を収めるには」
■「多様な人材の強固なパイプラインの確立と維持」
■「成功する女性のウィン・ウィン交渉術」
■「ワークスタイルダイバーシティ、発見、開発、活用」
12:30~パネルディスカッション「変革を狙う男性リーダー」
13:45~ランチセッション
15:30~分科会
■「男性陣の役割」
■「理系女子ーサイエンス、テクノロジー分野に働く女性」
■「成功する女性のウィン・ウィン交渉術」
■「ワークスタイルダイバーシティ、発見、開発、活用」
17:15~閉会、カクテルレセプション

スピーカー・パネリスト(敬称略):
ケネディ米国大使、安倍晋三首相、
キャシー松井(ゴールドマン・サックス)、
サシン・シャー(メットライフ)、青野慶久(サイボウズ)、
藤森義明(LIXIL)、桜田謙悟(損保ジャパン)、
デイビッド・スミス(ジョンソン・エンド・ジョンソン)、他。
4、所感

ケネディ大使は、さすがに品位が高い。
ケネディ大使の基調講演のあと
「スペシャルゲストをお招きしています」
「スペシャルゲストは、少々到着が遅れています」
とアナウンスがあり、
到着するまで安倍首相とは言わなかったサプライズでした。

「ケネディ大使にもこんにたくさんSPがいるんだ」と最初思ったが、
ごっついオジサンたちの半分は、首相の護衛であったか。

スピーカーは、それぞれ影響力があり、
女性参加者を大いにインスパイアーしていた。
日本では、これらの人たちの意見がまだまだ
メジャーではないのが残念であるが。

しかし、ACCJもWIB委員会もたいしたものです。
大使に基調講演を依頼し、一国の首相を駆けつけさせるのだから。
実は、昨年のサミットにも安倍首相が来ている。
いやー、たいしたものです。パチパチパチ!

こういうイベントをやってのけるのは、
力強いスポンサーがいることも一つの要因ではないかと思う。
蒼々たるグローバル企業がACCJの有力スポンサーとなっているが、
大きいイベントにもスポンサーがついているようだ。

ここで今回のスポンサーをここに挙げてみたい。
デロイト・トーマツ・グループ、ドイツ銀行グループ、
ダウ、メットライフ、AIGジャパン、ブルーンバーグ、
ボーイング、キャタピラー、CBRE、日本コカコーラ、
日本イーライリリー、EYジャパン、ギャップジャパン、
JPモルガン、ジョンソン・エンド・ジョンソン、KPMG、
LIXIL、マクドナルド、モンデリーズ・ジャパン、
モルガン・スタンレー、Northrop Grumman、
ロバート・ウォルターズ・ジャパン、
ステート・ストリート・コーポレーション、トイザらス。
この中に、たった一社しか日本オリジナルの会社がないのが、
たいへん残念(LIXILさん、ご立派!)。

グローバル人材を増やすためにも、
ダイバーシティや女性活躍を推進するにも、
このような場に日本企業も多いに参加してもらいたいと思います。

ACCJのイベントに参加するたびにたいへん残念に思うことは、
「日本や日本人は変わらない」「変化に対応しようとしない企業が多い」
などとノンジャパニーズが当たり前のように指摘し、
それを聞いている日本人が「そーなんです」みたいな顔をして、
半分あきらめ気味に受け入れていること。
日本人もホントにやる気になれば、変われるのに。
幕末から明治にかけて、日本人は、日本を変えた。
それもすざまじく、アッという間に。
【昭和女子大キャリアカレッジの男性向けイベントのお知らせ】

昭和女子大学(坂東眞理子学長)の昭和女子大キャリアカレッジは、
男性管理職向けにワークショプを行います。
「タテマエだけじゃ未来は作れない!
男性マネジメントが本気で議論する女性活躍の未来」。

女性を啓蒙しても、男性中心の管理職を変えないと、
女性活躍推進は進みません。
一般社団法人彩志義塾も、男性向けの啓蒙講演を提供しており、
大いに共感します。

今回ご紹介したACCJのサミットでも日本社会について、
するどいコメントがありました。
「ガラスの天井でも、竹の天井でもない。男性の岩盤が女性の頭上にあるだけだ」。

参加をご希望の方は、直接お申し込みください。
http://career-c.swu.ac.jp/news/
【彩志義塾からちょっとだけお知らせ】

■女性活躍推進の講演・研修お問い合わせも、
このメールに返信していただいて結構です。

■女性のための立志塾第4期生(本年10月〜来年3月)募集中。
早割は、7月17日まで。企業派遣歓迎。「彩志義塾」で検索ください。

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ご連絡ください。小生が応援しているしっかりした学校をご紹介します。

■併せて「このメルマガ読んでるぞー」とのお言葉も
お待ち申し上げております。

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