古川裕倫の「いろどり徒然草」9月号

9月30日イベント「第2回学びのリレー~志高い塾の集い~」

前回のメルマガで、「世田谷ビジネス塾」100回記念のことや、その姉妹塾である「堂島読書会」について紹介したところ、たくさんの反応をいただき、両塾へ新しいメンバーに参加頂けることとなった。嬉しい限りであり、改めて発信することの重要性を感じた次第。

「第2回学びのリレー~志高い塾の集い~」というイベントを、この9月30日(土)夕刻に行う。昨年に引き続き、2回目。いろんな塾から参加者が集まり、お互い塾の紹介や交流を行う。これをきっかけに、新たに別の塾に行ってみるのもよし、新しいご縁を作るもよし。

昨年の第1回目では、渋澤健さんに「論語と算盤から学ぶ」をご講演いただいた。懇親会も大変盛り上がり、「知的好奇心あふれる素晴らしい会」と大勢からご好評をいただいた。

「学びのリレー」の参加団体を見ると、本を活用したスタイルの塾が多い。やはり、読書から得られる学びは大きいからだろう。

「論語と算盤経営塾」(渋澤健塾長)では、『論語と算盤』(渋沢栄一著)を1年間12回にわたって1章づつ読んでいき、議論する。

「小倉広人間塾」(小倉広塾長)は、毎月事前に課題書が決められ、それを読んできた参加者が議論・発表をする。この塾は、なんと毎月「東名阪」の3拠点で行われている。

「世田谷ビジネス塾」(村上栄作塾長)と姉妹塾「堂島読書会」(古川裕倫塾長)では、ビジネス書・自己啓発書・歴史書・伝記などのジャンルから、自分が読んで面白かった本、好きな本を他の参加者へ紹介する。本を紹介せず、議論に参加するだけもよし、聞いているだけもよし。自由度は高い。また、懇親会での交流を大事にしており、若手には先輩から宴席マナーもピシーと「順送り」されている(笑)。

十人十色の塾であるが、どの塾も、個人のスキルアップの他、組織や社会になんらかの形で貢献したいという(ちょっと大げさかもしれないが)「利他」や「奉仕」の精神を根底に持ち、「人間力」アップも目指す。

今回の「学びのリレー」では、「グローバルキャリア育成塾」を開催している福住俊男塾長に「グローバル人財になるために」という講演を、懇親会に先立ち1時間していただく。

アランやヒルティや武者小路実篤などの多くの「幸福論」に、こうある。「幸せは誰にでも向こうから来くるが、自分の懐の中までは入ってこない」「自ら一歩前に踏み出してそれを自分の手で掴む必要がある」。

いい出会いや学びも、こういう塾やセミナーに勇気を持って参加するからこそ手に入る。前回参加されなかった人も、ぜひこの機会に、素晴らしい人と出会い、学びを得て頂けたら幸いである。

※「第2回学びのリレー~志高い塾の集い~」は、2017年9月30日に無事終了いたしました。ご来場誠にありがとうございました。

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